ゴブリンと神様その２

ステマの効果あってかちょくちょく反応いただけてるみたいなので、更にステマに勤しみます。

様々なフリプを重ねて前回の形に落ち着いたGod Forceですが、実際大会に持ち込んで色々アイディアや反省点を得ることができたので、自分用に兼ねて考えてみました。

《鍛冶の神、パーフォロス》
値下がり待ったなしのテーロス神。
言うまでもなくゴブリンGod Forceのキーカードとなりました。
パーフォロス入りゴブリンのレシピをちょくちょく見かけますが、どっちかというとサイドに多いみたいですね。こんだけ強いならメインでいい気もしますが、それは好みの問題で。

部族デッキのパワーバランスは大きく変化しました。
最強は多分エルフでしょう。速度、キルターン、対応力、全てにおいてゴブリンの上を行くようになりました。多数のロードの存在するマーフォークには打撃力の座を明け渡しました。
そうなるとゴブリンという部族デッキの強みは？
自分としてはゴブリンはアドバンテージを重点に置いたミッドレンジデッキであると思っています。リングリーダー、インシネーター、マトロンといったハンドアドバンテージを稼ぎやすいクリーチャーを固めているため、息切れしにくいという強みがあります。(それにしたってエルフ以下だと思いますが)
しかし悲しいかな、サイズが並以下。後半に戦争司令官を引いてきても目の前の殴打頭蓋やタルモ相手にチャンパーしかなりません。ロードがいないと殴りにも逝けません。アドバンテージを稼ぐ代わりに劇的な効果が薄いのがゴブリンの弱さだと考えていました。
しかし、パーフォロスがその問題を改善してくれました。
戦争司令官＝６点
ギャンコマ＝８点＋能力分で８点
クレンコ＝即死
どんなゴブリンをも火力に変えてしまう神は、個々のパーツが弱いゴブリンの欠点を補い、ライフアドバンテージを追い詰めるミッドレンジ型デッキとしての形態を確立することができました。
また、本来ゴブリンにとって相性の悪いデッキに対しても強くなることができました。
対エンチャントレスはエレファントグラスや力戦を超えて頭越しにダメージを打ち込めるようになりました。(独房監禁除く)
アンチ部族ファッティ、エリシュノーンはゴブリンにとっては即投了もんでしたがパーフォロスがいれば死んでも構いません。
とりあえず場に出さえすればあとはチャンプに回そうと即死しようと構わないようになったわけです。
実際問題パーフォロスが出せるかで勝率が変わるので、何が何でも欲しいので現在の３枚という枚数に落ち着きました。

《ゴブリンの従僕》
レガシーゴブリンデッキ代表。こいつと薬瓶４枚からデッキリストが始まる。
…わけですが最近このテンプレートに疑問が沸いています。
確かに殴れるなら間違いなくイカレた性能です。しかし実際のところコイツが殴るシーンは最近とんと見ません。１ターン目に出せてもほぼ即死します。というかコイツにおとなしく２ターン目に殴られてるような試合はもうゲームとして終わっているような気がします。
あと、死儀礼のシャーマンの存在。このファッキンマナクリのせいで先手だろうが後手だろうが従僕が即止められてしまいます。
こうして考えるとゴブリンの従僕は今の環境にマッチしなくなってきているのではないかと疑問を感じる次第です。

《スカークの探鉱者》
ラッキーに対して個人的に評価ただ上がりのペテン師。
パーフォロスを早くに出すためのマナを供給し、パーフォロスの信心を調整し、ゴブリンのチェインを生み出していく。あまりに便利すぎるので枚数を増やそうと考えています。

《カー砦》
ゴブリンGod ForceがSakamoto God Forceに進化する瞬間である。皆大好きBMライター「りょーちん」がボソッとつぶやいた革新的一枚。もうゴブリンも糞もないけど土地倒すだけで２点が飛ぶようになるよ！
一応パーフォロス第二の爆弾でコボルトトークンにも打点が発生するので相性はとても良い。あとちゃんと無色マナが出る(重要)。
コイツヲミロ！(コボルトトークンを投げながら)


思ったこと並べただけで文章になっていませんが、ゴブリン好きはぜひ試してください。楽しいですよ(勝てるとは言わない)。